片貝 好昭|かたさん
片貝 好昭|かたさん
普段、一人気ままに主に花を撮っています。写真は30年ほど前、5年間ほどフィルムカメラで風景やスナップ写真を撮っていました。長いブランクの後、ここ5年くらい、デジタル一眼レフカメラでの写真歴があります。従来から誰に学ぶともしていませんでしたが、2012年くらいからフォトアドバイスの講座やセミナーなどで写真撮影の基礎基本を学びました。特に2014年5月小石川植物園で行われた五海ゆうじ先生の花撮影のワークショップで学んだことが花撮影の原点になりました。また光を読むことも花撮影をしていく中で、自分なりに学んだように思います。花以外には特に冬場、廃墟廃屋を撮っていますが、そうした光を介して見えてくる被写体の姿はとても面白いように感じています。 展示してある作品は、廃屋の草だらけの庭に捨てられている自転車の泥除けですが、冬の斜光を受けて寂しそうな中にも存在感を示しているようで面白いと思いました。こうした工業製品、そしてそれを使って生活の一部として来た住人の思いが伝わってくるように思うのですが、いかがでしょうか。